嚥下体操
- [ リラックナース ]
- 2014年5月8日
リハビリセンターでは昼食前に『嚥下体操』をおこなっています。
食事をする時、人は舌や口の周り、首などの筋肉を使って
食べ物や飲み物を喉に送り込み、喉を通過した食べ物をさらに
食道へ送り込んでいます。この一連の動作が『嚥下』です。
年齢と共に、この嚥下機能が低下し、通常、食道に行くべき食べ物が
誤って気管へ入りこんでしまう…いわゆる『誤嚥』をおこしやすくなります。
誤嚥すると食べ物や唾液に含まれる細菌が原因で『誤嚥性肺炎』を
引き起こす危険性もあります。
食事の前に嚥下体操により口や頬を動かすことで唾液がよく出るようになり、
飲み込みやすく、食べやすくなるので誤嚥を起こしにくくなります。
美味しく楽しく安全に食事するための大切な準備運動…ですね!!