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素敵な写真。

立位や歩行時の姿勢などを記録するべく、リハビリ練習中の写真を

撮らせていただくことがしばしばあるのです。

 

定期的に撮らせて頂いた写真を比べて、リハビリの成果を分析

するなどしています。

 

そんな写真たちは、カルテに貼ったりパソコンに保存したりして、

「資料」として大切に保管しているのですが、時折、利用者さんの方

から、「こないだの写真、出来てへんの~?欲しいわ~!」なんて

リクエストされることがあったりします!

 

もちろん、ご希望があれば差し上げているのですが、リハビリの

励みになったり、ご家族に頑張っている姿を見ていただけると、

単なる「資料」から昇華して、素敵な1枚になりますね(^o^)

勇気が出ます!

理学療法士とのリハビリで取り組んでいる内容を理解され、

ご自身でも取り組もうとされている姿を拝見すると、

「うまく伝わってよかったなぁ!」って嬉しくなりますね(^o^)

 

しかし、例えば、その内容が「歩行」や「立ち上がり動作」などと

なると、いわゆる「リハビリ時間」以外に、お一人で行われると

転倒の危険が考えられるケースも、しばしば見られます。

 

理学療法士が対応できる時間には限りがありますが、でも、

「一人でやったら危ないですよ!」なんて否定してしまうと、

せっかくのモチベーションを台無しにしてしまいますよね(T_T)

 

なので、リハビリの成果を上げていくためには、施設内では

理学療法士以外にも看護・介護スタッフとの共同作業ですし、

ご自宅ではご家族やヘルパーさんの協力が必要になって

きますよね!

 

ある利用者さんが、奥様に支えられて外を歩いておられる姿を

よくお見かけするのですが、利用者さんや奥様の努力に触れる

度に、逆に私が勇気づけられたりしているのです(*_*)

過去。現在。未来。

今日の勉強会は、U先生のプレゼンで医療や介護の制度の

移り変わりを研究していました。

 

ずーっと以前にまで遡ると、リハビリや介護などの概念もなく、

自宅で寝かされたままっていう状況も多かったと聞いています。

 

時は流れて・・・

私が理学療法士になった次の年に介護保険が始まり、当時の

職場の先輩に色々と教わっていたことを思い出していました。

現在では、私たちのようなデイケアをはじめとして、色々な

介護サービスが受けられるようになっていますね。

 

制度が変わると戸惑うことも多いですが、どんな状況になっても、

利用者さんに元気になってもらいたいという想いは変わりません!

元気になってもらうべく、色々なコンテンツを提供できるよう

頑張らねばっ!なんて考えていました(^o^)

連携は大切ですね。

サービス担当者会議などで、在宅での介助について話し合われる

際に、私たちデイケアの理学療法士にアドバイスを求められる事が

しばしばあるのです。

 

今日も、そんな流れで、ある方を担当されているホームヘルパーさんが

来所され、リハビリ場面を見学して頂きながら、担当理学療法士と

介助方法の検討を行っていました。

 

私たちとしても、リハビリの計画を立てていく際に、ご自宅での様子は

重要な情報となりますし、こうして他の事業所の方々との連携を

図っていくのは大切やなぁなんて、改めて考えていた本日の

リハビリセンターの風景でした(^o^)

具体的な目標。

筋力トレーニングや歩行練習を頑張っておられるAさんの

リハビリ中に・・・

「近くの郵便局くらいまで歩けたらなぁ」という話題が出ました。

 

ヨシっ!善は急げ!?

地図で確認すると、Aさん宅と郵便局との距離は150mほど。

続いて、長尺のメジャーを持って屋外へ出て、リハビリセンターから

150m地点を確認(@_@)

 

DSC_0559

で、実際にAさんを屋外へお連れして・・・

「さぁ、もう少しですよ~」

「これで郵便局に着きましたよ~」

なんて言いながら、気持ちいい秋晴れの空の下で、実際の距離感を

感じてもらいながらの屋外歩行練習でした。

 

こんな風に、利用者さんとお話ししながら、より具体的な目標を立てて

いくのが大事やなぁなんて日々考えています(^w^)

永遠のテーマ。

今日は、ある文献を参考にしながら、リハビリメニューについて

検討していました。

様々な要因がありますが、統計上、利用者さんの好むメニューと、

あまり好まれないメニューに分かれるようです。

 

やりやすい(簡単な)メニューは導入しやすく、「つかみはOK!」

な感じですね(^o^)

でも、得意な運動ばかりやっているって・・・?

 

しかし、やりにくい(難しい)メニューは、意気に感じられる方も

おられますが、尻込みして敬遠しちゃう方もおられます(T_T)

私たちとしては、可能ならばステップアップして欲しいと思うのですが、

無理に勧めてリハビリが嫌になっちゃったら・・・?

 

当たり前と言ってしまえば、それまでかもしれませんが、この

ビミョーな調整が、難しくもあり、やりがいを感じるところです。

永遠のテーマですね。

継続して研究していきたいと思っています!

楽しい1日!

通常の通所リハビリとは別枠で、毎年この時期恒例のイベント

「秋の日の集い」が、多数の利用者さんやご家族に参加して頂き、

本日開催されました。

 

院長先生の「本当は外でやりたいくらいの好天に恵まれ~~」

という挨拶からスタートです。ホントに、いいお天気でした!

 

午前中は運動会が行われ、利用者さんやご家族およびスタッフが

紅組・白組に分かれて対戦しました。

DSCN2420

普段のレクリエーションで行っているようなゲームから、

定番のパン食い競争や玉入れまで大盛り上がりでした╲(^o^)╱

 

行事特別仕様のお弁当を召し上がっていただいた後は、駄菓子が

景品の昔懐かしい?射的ゲームを楽しんでいただきました(^o^)

 

午後は、利用者さんやスタッフの歌・楽器演奏など音楽会が

行われました。利用者さんたちのハンドベルの音色は素晴らしかったです!

DSCN2422

 

そして、余興?として、スタッフの銭太鼓や組体操が披露され、

普段とは違うスタッフの雄姿に、利用者さんたちは目を丸くして

喜んでくださっていました(*o*)

 

とにかく楽しい事づくめだった1日!

しばらくは、送迎車内やリハビリ中などなど、楽しい思い出話で

盛り上がれることでしょう!

参加して頂いた利用者さん及びご家族の方々、ありがとうございました。

理想の展開へ。

高齢者さんのリハビリの場合、現状維持や機能低下を防ぐ

なんて目標が立てられることが多いですね。

現状維持と聞くと、ネガティブな感じがしなくもないですが、

ご病気や加齢に打ち克って現状維持が図れるというのは

素晴らしいことですよね!

 

しかし、現状維持に留まらず、めざましく回復していかれる方も

おられます。

 

そんな場合でも、いわゆるリハビリの時間には理学療法士と

練習して上手にできるようになっているのに、普段の場面では

介護に身を委ねっきりとなると・・・

せっかく努力されて良くなってきたのに、何だかもったいない

ですよね(T_T)

 

介護スタッフと連携しながら、リハビリ時間以外でも実践できる

ようにしていったり、さらに、ご家族とも連携して、ご自宅でも

成果を活かせるようになっていく・・・

 

もちろん、うまくいかないことも多いですが、そんな理想の展開に

持ち込め、利用者さんの笑顔が見れた時、私たちは何物にも代えがたい

喜びを感じられるのです(^o^)

生活に馴染ませて!

ここ最近、立て続けに複数の利用者さんから

「家で、どんな体操したらいいか教えて~」なんていう

リクエストをいただき、熱心にリハビリに取り組もうと

されている姿勢に感激しました(^o^)

 

「朝起きて、準備運動にやりたいねん」とか、

「ドラマ見ながら足動かすわ」とか、

「朝昼夕食後にやるわ」なんて、具体的な練習スケジュールを

計画されている方も多く、さらに感激です!

 

せっかく運動するようになっても、また、いつの間にか面倒に

なってサボっちゃって・・・ってなるとダメですよね(^_^;)

言わずもがな「継続は力なり」なんで、運動を如何に

ご自分の生活の一部に馴染ませるのかって大事なんやろなぁ

なんて考えていたのです(^o^)

体幹。

近年、スポーツ中継などで「体幹が強い」とか、

「体幹のトレーニング」なんて、よく聞かれるようになった

気がします。

体幹、つまり胴体がしっかり定まっていないと、腕や足を上手く

働かせられず、パフォーマンスが低下してしまうという理論ですね。

 

これは、スポーツに限らず、高齢者さんのリハビリでも同じような

考えが成り立ち、例えば、食事動作の練習をする場合に、手や腕の

動きだけでなく、しっかり胴体が安定しているのかっていうのも、

大事なポイントになったりするのです。

 

かくいう私も・・・体幹トレーニング?いや、ポッコリお腹対策の

腹筋運動に精を出しているのです(笑)少~しだけ、腹筋が割れているのが

密かな自慢だったりします(^o^)