三井の晩鐘
- 投稿者:スタッフ
- [ 理学療法士Uのぶらり気まま旅 ]
- 2014年2月12日
休みの日には、暇があれば、どこかに行きたくなります。
さて、今回は、三井寺(園城寺)へ行ってきました。
正式名称は、園城寺。三井寺は、天智・天武・持統天皇の産湯に用いられた霊泉があり、『御井の寺』と呼ばれていたことに由来するそうです。
近江八景で有名な、『三井の晩鐘』へ行ってきました。
この中に、鐘楼があります。
1回300円で、鐘を撞けるようです。
さっそく、撞いてみました。
辺りに、深ーく響き渡る音がしました。
不思議と落ち着く音色です。
三井寺には、もう一つ有名な鐘があります。
『弁慶の引き摺り鐘』です。
昔、俵藤太秀郷が三上山のムカデ退治のお礼に、竜宮から持ち帰った鐘を三井寺に寄贈したと伝えられています。その後、弁慶が争いで、鐘を奪い、比叡山へ引き摺り上げて撞いてみると、「イノー、イノー(帰りたい)」と響いたので、「そんなに三井寺へ帰りたいのか!」と弁慶は怒って鐘を谷底へ投げ捨ててしまったという伝説が残っています。
三上山のムカデの話は聞いたことがありましたが、まさか三井寺に(話が)つながっているとは思っていませんでした。しかも、その続きに、弁慶が出てくるとは・・・。
滋賀県は、こういう伝説が数多くありますね。
また、いろいろ探してみたいと思います。
さて、三井寺には、西国十四番札所の観音堂があります。
そこに、展望台なるものがありました。
今では、マンションが建ち並んでいますが、 昔は、ここから、どういう景色が広がっていたのでしょうか?