側わん症

側わん症とは、体を正面から見て、

本来でまっすぐなはずの背骨が横に曲がっていることを言います。

側わん症でよくあるのが、

「思春期特発性側わん症」です。

いわゆる成長期に横に曲がっていきます。

特発性とは原因が明らかでないという意味です。

骨、軟骨の構造異常説、・神経系異常説、遺伝、筋肉の異常説など

原因はいろいろ言われていますが、

単独の原因ではなく、多数の原因絡み合って起こるようです。

以前に姿勢のことで述べましたが、

構築性の異常です。

 

過去のブログ 姿勢について①

http://www.endo-clinic.or.jp/endoblog/?p=2285

 

つまり、骨格そのものが曲がっており、

自分で真っ直ぐしようともまっすぐになりません。

マッサージやカイロプラクティックではまっすぐになりません。

 

治療は中等度のものが装具による治療、

高度のものは手術となります。

軽症なものは定期的な診察で悪化しないかチェックをしていきます。

詳しいことは、またの機会に述べますが、

整形外科医が学校検診をおこなっており、

その検診と、

また診断された場合は整形外科での定期的な診察が

重要であるといえます。