注意したい腰椎椎間板ヘルニア
- 投稿者:遠藤 徹
- [ 日々の出来事 ]
- 2015年2月27日
腰椎椎間板ヘルニアは、腰骨の間にある
クッションの役割をしている椎間板が飛び出して
腰に通る神経を傷害する疾患です。
多くの場合は手術をしないのですが、
早期の手術が必要な場合があります。
一つは膀胱直腸障害とよばれる排尿・排便に異常をきたした場合です。
おしっこが出せなくなったり、おしっこをする感覚がなくなったりした場合です。
この場合、長時間放置された場合、障害が残ってしまう可能性が高く、
早期の手術が選択されます。
もう一つは、足の麻痺です。足の力が入らなくなってしまった場合も
手術が選択されることが多いです。
一般的な腰椎椎間板ヘルニアは症状に応じて、
整形外科でじっくり治療されたらいいと思いますが、
このような場合は、緊急手術の対象になるので
注意が必要です。