犬・猫に咬まれた
- 投稿者:遠藤 徹
- [ 日々の出来事 ]
- 2015年1月28日
「犬にかまれた」「猫にかまれた」ということで
整形外科を受診される方はしばしばおられます。
小さな犬や猫なら傷は非常に小さくて、
すぐに閉鎖しますので
「大したことないわ~」なんて放置していると、
翌日、真っ赤に腫れてきて、膿が出てくるし
むちゃくちゃ痛い(T_T)
なんてことも・・・
動物の口の中には細菌がいっぱいいますし、
咬み傷は案外皮膚の深くまで入り込んでいます。
感染を起こす頻度は普通の切り傷に比べると非常に高いです。
実は最も感染の危険性が高いのは 人による 咬み傷だったりします。
傷をけがの直後に、縫い合わせるなどして閉じることを一時閉鎖といいますが、
咬み傷は一般的に一時閉鎖をしません。
傷を開けたままにして、汚いものを外に出すようにします。
咬み傷は小さき傷でも放置せず、整形外科などの医療機関で
しっかりと治療を受けられるほうがいいと思います。