養生訓

「養生訓」は貝原益軒によってかかれた書で、

さんらく会の由来である、「三楽」について書かれています。

 

・・・  さんらくについて http://www.endo-clinic.or.jp/greeting#sanraku

 

 

医療を志す者としての心得や、健康法など、

当時83歳であった貝原益軒の遺言というべき書でしょうか。

前院長(父親)は相当読み込んでいたらしく、付箋が山のようについてます。

 

 

私は、お恥ずかしながらまだ走り読み程度で、これから読み込もうと思いますが、

1700年代前半に書かれたものにも関わらず、

現代に通じることがたくさん書かれています。

 

例に 煙草について

「煙草の性は毒である。煙を飲んで目がまわり倒れることもある。

習慣になるとそれほどの害はなく、少しは益もあるといわれるが、

損失が大きい。病気になることもなる。・・・・・}

当時から煙草が害であることは益軒は分かっていたのでしょう。

 

でも、よく分からない内容も、ちらほら

「鶏卵やあひるの卵の丸煮は気をふさぐのでよくない。

俗に「ふわふわ」という料理にして食べるのがよい。」

・・・・

まず「ふわふわって何?」と思いますが、オムレツかな?

ゆで卵はダメで、オムレツならいい、ってどういうことやねん!

・・おもわずツッコミを入れてしまうような内容も。

 

これから少しずつ、読み込んでみようと思います。

お時間があれば皆さんもどうぞ、案外、面白いです。