今日の勉強会 hip-spine syndrome

今日の勉強会はHip-spine syndromeに関してでした。

Hip-spine syndromeといわれて、その病気よく知ってますなんて

一般の方は少ないのではないでしょうか?

整形外科ではよく知られた疾患の概念です。

hip つまり股関節と spine つまり脊椎の疾患が関連して起こる疾患の一群を

そう呼んでいます。

これを提唱したMacnabという人は

simple type, complex type, secondary type,misdiagnosed typeの

4つのタイプに分けています。

難しいことはさておき、腰椎と股関節の一方が他方に影響することがあり、

たとえば、

腰椎の配列の異常が起これば、股関節の変形や痛みを生じることがあるし、

股関節が変形すれば、腰椎の配列に影響し、腰痛や坐骨神経痛の引き起こす

ことがあります。

これらの、評価や理学療法のアプローチを勉強しました。

腰だけ、股関節だけを見るのではなく、全体を見る必要があるわけです。