今日の勉強会 hip-spine syndrome
- 投稿者:遠藤 徹
- [ 日々の出来事 ]
- 2015年1月13日
今日の勉強会はHip-spine syndromeに関してでした。
Hip-spine syndromeといわれて、その病気よく知ってますなんて
一般の方は少ないのではないでしょうか?
整形外科ではよく知られた疾患の概念です。
hip つまり股関節と spine つまり脊椎の疾患が関連して起こる疾患の一群を
そう呼んでいます。
これを提唱したMacnabという人は
simple type, complex type, secondary type,misdiagnosed typeの
4つのタイプに分けています。
難しいことはさておき、腰椎と股関節の一方が他方に影響することがあり、
たとえば、
腰椎の配列の異常が起これば、股関節の変形や痛みを生じることがあるし、
股関節が変形すれば、腰椎の配列に影響し、腰痛や坐骨神経痛の引き起こす
ことがあります。
これらの、評価や理学療法のアプローチを勉強しました。
腰だけ、股関節だけを見るのではなく、全体を見る必要があるわけです。