本日の勉強会
- 投稿者:遠藤 徹
- [ 日々の出来事 ]
- 2016年2月17日
定期的に看護師との勉強会を行っていますが、
本日の勉強会は「整形外科エコー検査」についてでした。
整形外科診療でエコーを使用する機会が増えましたので、
少しエコーについて知ってもらおうと思いテーマに選びました。
超音波の原理から、実際診療での使用方法など
日々やっていることを改めて勉強した感じです。
その中の内容を一つ
超音波には周波数があるのですが、
周波数の高いものは細かい画像が得られますが、深くまでは透過しません。
周波数の低いものは画像が粗いですが、深くまで到達します。
整形外科領域では高い周波数のものが使用し、
腹部のエコーでは周波数の低いものを使用します。
観察する部位によって合った周波数を使用するのです。
写真は超音波のプローブ(端子)ですが、
整形外科で使用するプローブは平らな形で 11と書いてありますが 11MHzです。
腹部で使用するプローブは扇型で4と書いてありますが、4MHzです。
すこし、ややこしい話ですが、
AMラジオとFMラジオの違いと同じようなものだとざっくり説明しました。
看護師たちは熱心に勉強してくれましたが、
私も改めて基本から復習ができていい時間が持てました。